重要度の高いバイタルサイン測定の技術

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バイタルサイン測定の仕方

看護師の方であればバイタルサインと、バイタルサインを日々測定することの重要性は看護学校や看護大学などで指導教官の方から口酸っぱく習ったかもしれません。しかし日々の業務に追われてしまうとそうした事柄の重要性が自分の中で抜け落ちていってしまうので、この機会にきちんと復習をすると良いでしょう。

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バイタルサインの重要性

そもそもバイタルサインとは患者の方が発するデータのことで、例えば呼吸は安定しているのかや、血流・血圧は安定しているか、また体温などを測定する行為です。こうしたバイタルサインの測定によって患者の健康状態や病気の進行状態、あるいは回復の程度を推測していくため、バイタルサインの計測はとても重要な仕事と言えるでしょう。

測定方法

具体的なバイタルサインの測定方法ですが、まずは測定頻度については1日に2~3回が一般的です。だいたい朝起床して朝食前か朝食後に1回、そして夕食前か夕食後に1回、場合によっては就寝前かお昼の時間帯にもう1回という感じです。そして例えば呼吸を測定する場合はきちんとしたリズムで呼吸ができているかや、呼吸音は正常かなどを確認します。なお成人の場合は1分間に12回から16回が標準と言われており、この範囲に収まらないときは注意しましょう。
また血流などの循環状態を測定する必要がある場合は脈拍と血圧を測定します。脈拍の測定は小中学校の保健体育の時間に習ったかもしれませんが、人差し指と中指・薬指で手の付け根の動脈部分の脈を測定する方法が一般的です。血圧を測定する場合は専用の電気式測定器を使うことが多いですが、聴診器と水銀血圧計を用いて使う方法も覚えておいてください。
また体温は間違いなくバイタルサインのチェックのときには必ず確認する項目です。体温の測り方を間違えることはないでしょうが、うっかりしていると体温計の消毒を忘れてしまって院内感染の原因を生み出してしまいかねませんので、気をぬかないように注意することが大切です。

患者への説明

バイタルサインの測定を行った時には患者とのコミュニケーションにも気を配りましょう。何も言わずに事務的に測定を始めてしまっては患者も不快に、そして不安になってしまいます。まずは挨拶をして、どういう目的で今回の測定をするのかなどを簡単にで構わないので説明してあげると良いでしょう。また患者の立場からすれば今回の測定内容が良い数字だったのか悪い数字だったのかとても気になるものなので、簡単にで構わないのでそれも測定後に伝えてあげてください。そうしたちょっとしたことで患者は安心感を感じ、そのことが治療にも良い影響を与えます。