大切な感染予防の技術

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感染予防の仕方

看護師が自分の技術を高めていく上で、感染予防という分野は1番に学ぶべき分野と言っても過言ではないでしょう。大きな理由は2つあって、まずは自分自身の健康を守るためというのが1つ目です。人間は健康が資本であり、健康でなければ働いて生活費を稼いでいくこともできませんし家族にも心配をかけてしまいます。また病院内で看護師が感染してしまうと、そこから他の患者や医師、同僚の看護師などに対しても感染を拡大してしまいかねません。そのようなことになってしまっては大惨事にもなってしまうため、感染予防は看護師の基礎的な技術として1番に学び技能を高めるべきテーマなのです。

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感染の要素を排除すること

では感染予防を行っていくためには、具体的にどのようなことをしていけば良いのかを見ていきましょう。そもそも感染が広がってしまう原因はまず感染源があり、そして感染経路をとって感染を受ける宿主へと広がっていくので、この3ポイントで対策を行うことが重要です。感染源については、この場合病院内に入院している患者の方になるわけですが、患者の方が排出してしまう体液、例えば血液や唾液、それに糞尿などには直接触れてはいけません。必ず医療用ゴム手袋などを着用し、患者から細菌やウイルスをもらわないように注意しましょう。また感染経路としては、患者の方の治療に用いた器具が該当しますので、触れるときに用いた手袋はもちろん点滴のための注射針などの管理が重要です。また患者の方が着用されていた衣類も直接触ってはいけませんし、他の方の衣類と混ぜて洗濯してしまってはいけません。最後に宿主の部分ですが、看護師の方はこまめに手の消毒やうがいを行いましょう。

環境整備も重要

またこうした患者の方への接し方の問題以外も、病院内の衛生状態を保つ心がけも重要です。当然日々の清掃には気をつかうべきですし、特にトイレや浴室、それに処置室など患者の体液が飛散している可能性がある場所は消毒も含めて念入りな清掃を行ってください。そして環境整備には備品管理も含まれますので、使用済みの機器と未使用の機器を分けて保存したり、それが一目でわかるようにするなど工夫を行いましょう。そういう意味では整理整頓もとても大切で、取り違えの防止に役立ちます。

患者の隔離

また患者の方が咳き込んでおり、飛沫感染や空気感染してしまう病気に罹患してしまっている場合は病院として責任をもって隔離を行うことも大切です。また排泄のコントロールができなくなっているような場合も個室などへの隔離が必要と言えるでしょう。